O エアロワークス エッジの製作 その後    2004.5.13


2002年秋に初飛行をしたが、テスト飛行のパイロットをお願いしたベテランTさんの意見では
前重でエレベーターが凄く敏感すぎるとのことでした。
一人で重心位置を測るのに胴体に紐を巻いて測っていましたがこれがいけなったようです。
普通に翼端を支えて測ると確かに前重です。
400gの重りを積んでかなり飛ばしやすくなりました。

4フライト目に着陸進入して来た時、高め速めだったのでゴーアラウンドでやり直そうとしたがエンスト
オーバーランして小破
ウイングパイプが少し曲がり胴体のソケット周りもクラック。カウル、スパッツがひび割れ、
防火壁回りがひび割れて取れかかっていた。
カウルとスパッツはワールドモデルスに電話したら取り寄せられるとのことでOK.
パイプとソケットは予備があったのでそれを使ったが、胴体内側の3mmベニアのソケット受けが
かなりいい加減な作りだったので新しく作り直した。

モーターボックスは思い切って防火壁の後ろ3cmぐらいで切り落とした。(側板ベニアのひび割れとかがないあたりまで)今度は防火壁が3cmほど前に出るように側板を伸ばしてどん付けで付けて、外側に補強板を貼り付けた。防火壁もホビーセイバーで仕入れていた、あちら製の堅い専用ベニア板から切り出した。仕上げに沢山の竹釘を打っておいた。

エンジンを3cm前に出しても200gの重りを積んでいる。失速系のアクロのやりやすさより着陸のやりやすさを重視した重心位置にしています。腕を上げたらもう少し重心を後ろにしてみたいものだ。


アンプとバッテリーの接続ですが中間コードにアンプ付属のコネクターを付けておくと、スイッチやアンプの取替えもすぐに出来るのでこの方法を薦められた、目からうろこのアイデアだと思ったのは私だけ?
カーデンエアクラフトジャパンの小西さんのアドバイスに従ってエンコンサーボを出来るだけ前に出し4−40のロッドでダイレクトリンケージ。DAエンジンは、特にスローあたりがシビアなため長いプラスチック製のロッドでは美味しいところが味わえないとの話だった。
メカ類は出来るだけ離すようにするのが常識だったが、最近はアンプのシールド製が良くなりノイズの心配が減ってきたのでトラブルはほとんどないそうだ。ただし
自己責任でお願いします。

メカやコードの配置を換えたらエンジン全開で距離テストをすることを薦められた。ちょっとした取り回しの違いでノイズが載ったりするらしい。
これは愛媛の トーちゃん 製作の電源装置

受信機からは信号だけを取り込み電圧を安定化してサーボに送る仕組みらしい?
右上側4本のコードを受信機に繋ぐ、エルロン1、エルロン2、エレベーター、らだー。下側のコードはサーボに、左エルロン、エレベーター、ラダーは2本ある、エレベーター右、エルロン右。


エンコンは受信機から直接取る、それからスモーク用にもう1チャンネルあってもいいと思う
タコとイカをあわせたほど足があるみたいだ

重さは110g

2レシーバー、2バッテリーにするか、どちらを選ぶかは自由ですが興味のある人は トーちゃんのHPを覗いて見てください

電源装置はヨーロッパでは数年前から、アメリカでは2003年ごろから使われだしたそうだ。
電池はリチュウムイオンの3600mAの2セルで7.4V 重さは196g
下は充電用のコード


エッジは9サーボ使っているが1フライト約10分で250〜300mAを使う、
40フライト過ぎたら主翼の取り付けに少しがたが出てきた
エッジはノックピン2本と取り付けビス2本でアライメントを出すようになっている。ビスの取り付けはタップを切っただけなのでもうがたがたになっていた。仲間に薦められたのが中空用アンカーで爪つきナットの逆バージョンみたいなもの。発泡翼にはもってこいのものだ。
穴を広げて締め込むだけ、上手い具合にシリコン処理をしていたのでフランジの厚みも関係なし。適当な長さの4mmビスに蝶ナットを接着しておけば手で締めるだけでいいので楽だ。6フライトしたが緩むこともなく主翼もびくともしない。
現在の胴体内部の様子
2004エアキラースプリングカップの後ラダーサーボを2個にした、何気なしに繋いでみたら上手い具合にサーボが逆転するので助かった(トーちゃんに感謝、サーボを平行にしたら困るとこだった)




20フライトほどはおっかなびくりで飛ばしていたが、結局私のアンプは不良品だったようだ(結構あるらしいので要注意)
アンプを変えて25フライト結構慣れてきて飛ばすのが楽しくなってきた、緊張感が薄れてきたのでそろそろ危ないころか
気を引き締めてフライトに望もう
静音タイプのマフラーのためパワーはいまいち(メンツ27*10で5700rpm)だが
最近やっと出来るようになったトルクロールでもスロットルには余裕があるので後は腕次第だ

初めのうちは緊張した着陸も滑走路少し手前でノーズUP姿勢にしてあとはエンコンだけに集中すると
失速する様子もなくて綺麗に降ろせる、横風の時は70mの滑走路幅で降ろすことが出来るようになった



使用メカ  フタバFF9

受信機      フタバ 149DP 1個
エルロン     フタバ 9204 を片翼に2個
エレベーター  サンワ  ハイパー ERG−VB を片翼に1個
ラダー      フタバ  5301*2
エンコン     フタバ 9001 
イグニッション用バッテリー  ニッカド1700mA
重量  現在の重さは量っていませんが13kg弱だと思います






いや〜〜〜大きな飛行機を飛ばす時の緊張感とスティックに伝わる重量感って
   ほんとに良いものですね