FBテイスト & パイナッピー  2015.8.15

FBテイストは雑誌 模型人 2号に紹介されています、FBとはファインビジネスだそうで”いい仕事してますネー”となるのでしょうか?
設計者は佐藤哲司さんで木村模型のキットとして発売予定でしたが諸般の都合で発売しないままになったようです。
基本的にはパイナッピーを完全スタント仕様にしたものだそうです。
パイナッピーは私がUコンを始める時にいろいろ調べた頃一番多く目にした機体でした、そんなこともあり余計に興味があるのです。

2015年8月現在私は2種の縦八の字で苦戦をしています、スーパープライEP-Zでは上空でのワイヤーテンションが保ちにくいです。
これは飛行技術が第一の問題でしょうがもう少し機体の性能が手助けしてくれないかなと考えてしまいます。
FBテイストは 20クラスとのことですがスーパープライEP-Zで使っているメカで充分飛ぶようです。
モーターは E−MAX GT2215/09 でKV値1180 最大26A 直径28.5mm 全長33.2mmシャフトは4mm本体重量68g
メーカーデーターでは APC9*6E 11.65V 21.00A 9240rpm 推力1030g となっています。
自分で計ったらRCでフルスロットル バッテリー 3S1800mA APC9*6E
  11.74V 19.8A 232W 9600rpm となりました。

機体製作の材料は今までの在庫で大方のものが間に合いそうなので出費は少なくて済みそうです。

FBテイストを作る予定でしたが雑誌に載っていた図面の翼型に間違いがあることが分かったので正しい翼型を手に入れるべくパイナッピーのキットを購入することになりました。
せっかくなので手始めにパイナッピーを作ってそのノウハウをFBテイストに受け継ぐことにしよと考えています。

雑誌より切り抜いた図面です、これぐらい不鮮明なら著作権の問題は無いかな?
図面上の900mmを計ると188.7mmでしたので4.77倍にすれば原寸図面になります。近くのコンビニのコピー機は最大用紙がA3 でした。この雑誌の図面がA4なので半分づつを200%の大きさにすると A5 →A3で上手くいきます。
実際には胴体の部分(赤線のあたり)を中心にA5サイズ分を200%にA3の紙にコピーします。これをトリミングしてA5サイズよりふた回りほど小さくします。238%に拡大コピーすれば実寸になるはず。左右に分けてコピーしますが主翼の翼型部分は1枚の紙に収まるようにと考えました。
主翼は3分割にしないと収まりません。
出来上がった図面に定規を当ててみると300mm分が丁度300mmです。ただ線が太くなるのが問題です。このあたりは工作誤差と相殺にしましょう。分割した図面は上手に繋ぎ合わせます。
ここからが製作の始まりです。
ちょっと納得行かない図ですね、プランク分が描いてあると思うんですが前後縁材の付き当たりが変です、今回は外周をリブの大きさとします。3mmベニヤ板にカーボン紙を載せて写して鋸、カッター、サンドペーパーで整えます。2枚張り合わせて裏返したり上下を変えて整えるとまったく同じ形に整形できます。(後方に穴がありますが古い材料の再利用なのでこの時点では無視です)

疑問に思いながら多少不安に思いながらもベニヤ板からリブのマスター方を作りました
で、、、主翼側の図面に合わせてみると長さが違う
それで主翼の図面を胴体の翼型の部分にあわせてみるとスパーから前の部分が1cm以上長いではありませんか。
これはどうしようもないので Q&Aに問い合わせると設計者の佐藤哲司さん本人からか回答を戴けました。早い話がミスプリントだと。
で  結局 パイナッピーのキットを買いました。リブは手切りの高品質です。図面に載せてみるとプランク材は前後縁材の上にかぶさるようになっています。個人的な意見ですがこのクラスのUコン機ではラジコンでは当たり前の中央部のかんざしがありません。それなのにコーナーターンでは1.5mの急旋回が求められます、ある計算では40Gだとか、700gなら28kgです。Uコンは上反角がないので中央部をプランク材で覆うことで強度を稼いでいると最近思うようになりました。ただプランク材の段差は気になりますけど。

FBテイストの翼方が雑誌の図面と違っていたため同じ翼型のパイナッピーを買うことになしましたが、せっかくなのでこれを作ってみようと思います。まだまだ墜落させるでしょうしもし長持ちできれば2機を飛ばし比べるくことが出来るかもしません。

そんなわけで しばらく FBテイスト はお休みです。
これがパイナッピーのキットの中身です。木村模型に電話で注文するとキットの値段¥8,300でOK 送料代引き手数料はサービスでした。タイヤとタンクを除いた全てのパーツの重さは 340gでした。電化製品の重さが280gぐらいなので最終的に650gの仕上がり予定です。これはスタントマシン2号と同じです。
水平尾翼は丈夫な4mmバルサで40gもありました、今回は全てキットの材料を使い図面通りにつくります。一番気になるのは重心位置が合うかですね。
パイナッピーの胴体をFBテイストの図面に載せてみました。主翼前縁を合わせるとほんの少しパイナッピーのほうがノーズが長くエンジンのスラストラインが下のほうにあります。
モーターとバッテリーで長さが足りません。
胴体もかなり長さが違います。重心位置は合うんでしょうか?
胴体は10mmバルサの本体に前側の補強の2mmベニヤを接着するだけ。他の部材、特に水平尾翼は軽くするためにもしっかりサンディングしておきました。
オリジナルのリブを元に3mmベニヤから3枚のマスター型を作りました。リンケージが内装なのでリードアウトワイヤーが通るためバルサリブの肉抜きをしなくてはいけません。レーザーカットのスタントマシンは肉抜きしてありましたがパイナッピーは手切りのため自分であける必要があります、今までは軽量化のための穴かと思っていましたが間違いでした。
アングル材などを使いそれぞれの直角に気をつけながらサクサクを組み立てました。アラ〜〜後縁部分を接着したら胴体に差し込めません。仕方ないので右側だけ切り取りました。
いつも悩むのがリンケージです。付属のロッドは2.2mmでけっこう丈夫です。一応クランクに加工してありますがそのままベルクランクに取り付けると角度がかなり合いません。
このロッドを使う場合は途中で曲げる必要がありますそうするとたるみやすくなるためにリンケージのがたが出てしまうので私は使うのを止めました。
ホーン側もこんな感じになります。手持ちのワイヤーベンダーやラジオペンチで曲げようとしても硬くてどうしようもありません。テトラの1.8mmのロッドなら綺麗に加工できるんですけどね、KMCのロッドは使うのを諦めました。
テトラのボールアジャスターを使うことにしました。
2mmのベルクランク支持のベニヤ板が少し短くて内側のリブに届いていなかったので補強にスクラップバルサを貼り付けました。またベルクランクの軸のボルトを締めすぎるとベニヤ板が歪んでしまうので10mm+αのバルサを入れてしまり過ぎないようにしました。
いつもヒンジ溝切りに苦戦するので思い切ってテトラの丸鋸歯用ヒンジガイドセットです。定価 3,700円とかなりしますがこれはいいです。
いつも使っているのは左側のIMヒンジのS。これなら上記のセットで問題ないのですが、IMヒンジの手持ちが足らなかったので右端のディブロの物を使うことにしました。結局溝を大きくする必要があり、下の道具を使うことになりました。
なんだかんだしましたが割りと簡単に生地完です。胴体の主翼部分の穴は少しサンディングして修正する程度で収まりました。主翼のみフイルムで他は下地処理無しでラッカーで色付けしようと思います。それにしても主翼を胴体に差し込んで右側の後縁とスラップを捩じれなく取り付けるのは結構大変そうだ。
生地完状態で必要なパーツを一式込みで計ってみると332gとなりました。後はフイルムと接着剤とモーターマウントぐらいか。電化製品を込んでも予定の650gで仕上がりそうだ。
胴体に主翼、水平尾翼、モーターマウントを接着する時に私はまず位置を決めたら低粘度の瞬間接着材で点付けして最終的に取り付けに問題なければ全周に低粘度を流した後さらに全周に高粘度を流してから硬化促進剤で固めます。この方法はホクセイモデルの推薦する工法で90クラスのアクロ機でも問題ないことを確認しています。
モーターマウント材はいつものように3mmベニヤの2枚重ね。バッテリーが付く場所に継ぎ足しをしました。
メカを積むとこんな収まりになりました。バッテリーの長さの関係でモーターはかなり前に突き出しています。しかし最終的に重心位置を合わせるとバッテリーは後ろ気味となりました。
FBテイストの場合は後部がパイナッピーより長めなのでいかにに軽く作るかがポイントになりそうです。
こちらから見ると良く分かるかと思いますが、ただ切れ目を入れて差し込んでいるだけです。この状態でマウントの取り付け角は 0,0です。サイドスラストはワッシャーを入れて付けようと思います。
パワーズのタイマーは2mmベニヤ板に接着した上でビス止めしました。これでねじ締めだけで他の機体に乗せ変えられます。
バッテリー別の完成状態で522gとなりました。スーパープライEP−Zが500gだったので良い飛びが期待できます。
全備重量が664gと作る前に思ったよりかなり軽くなりました。リンケージ部品とタイヤ以外はキットのものを使っています。
胴体と尾翼はスプレーのアクリルラッカー直接吹いて仕上げ主翼はかなり古いエクセルコート仕上げです。


パイナッピーの飛行編 2015/9/9

本日1フライト  通算1フライト

台風がやって来ましたが山口県の夕方は微妙な小雨でした。
なんとか時間を作り少しの止み間に初飛行を決行しました。

気持ちダウン目で構えていたら柔らかい地面に脚を取られてつんのめりこけてしまい、ペラが欠けました。
おまけにあちこちに土が付いてしまいました、相撲ならかなり幸先が悪いですね。
それでもペラを取り替えて、気持ちも切り替えて初飛行に向かいます。

16.7mワイヤーで10周 49.97秒
水平飛行はピッチングも無く綺麗に飛んでいます。
傾きも無く正確に出来ているようです、ただ引きがいまいちですね。
前回スタントマシーンは結構な引きで飛んでいたのからするとパワー感は落ちます。
それでも宙返りや横八の字は気持ちよく出来ました、EP−Zより少し綺麗に回っているような感じです。
ただEP−Zでも出来なかった縦八はやはり逆宙の後半からテンションが無くなり無理でした。
それではと頭上八を始めた所でタイマーのお知らせがあり終了。
エンジン機ならいきなり止まることがありますが電動は安心できます。
まだ飛ばしたかったのですが雨と暗くなったことで今日は1フライトで止めておきました。
次回もう少し短いワイヤーで飛ばしてみるのが楽しみです。

以降のフライトはフライトログに書き込みます。

ここからFBテイストの工作の再開です 2015/10/3

手持ちの材料でしかも軽くしようと前部は1.6mmベニヤで後部は1.5mmバルサとしました(説明では2mmをつかうようになっています)。瞬低で繋ぎましたが厚さの違いはほとんど感じられません。図面にカーボン紙を引いて側板を写します。外側を10*10斜め材を10*5mmバルサで適当に作りました。この状態で79.4gとパイナッピーとほぼ同じではないですか。
やはり全て10*5mmにすればよかった。パイナッピーは10mmバルサの肉抜き無しだからと考えたが素材の比重が重かったようだ。そこで奥の手、ベルトサンダーで削りました。72.4gと7gの軽量に成功。
上2本は8mmバルサから切り出した主翼後縁材で他は4mmの水平尾翼の部材です。パイナッピーより後部が75mm長いのでとにかく軽くしなければなりません。
瞬低でちゃちゃっとくっ付けました、写真では良く出来て見えますね。パイナッピーの40.1gに対して23.6gとフイルムの重さですが10gは軽くなる予定、これで重心位置は問題なくなるでしょう。

オラライトのクリヤーレッドを張って+5.3gとなりヒンジや連結金具などで30.8gで仕上がりました。パイナッピーはバルサだけで40gでしたからかなり軽く仕上がり重心位置があわせが上手くいきそうです。
リブも満足の仕上がりに出来ました、見えにくいですが半リブも有ります。パイナッピーの19gに対して21gと健闘ですね。
8mm厚から切り出した後縁材ですが後方が4mmのテーパー形状です。2mm分ほど真直ぐ削るために両面テープでアルミのアングル材を貼り付けてガイドとしサンドペーパーでひたすら削りました。自作の一番の手間が掛かる工作です。
後縁材にリブの入る溝を彫ります。組み立ての基準になるので慎重に角度に注意して行います。リブは2mmなので金切りのこを2枚張り合わせて切ると丁度良いはめ込み加減になります。
下側のスパーを定板にピン止めしてアングル材や定規を駆使して主翼の組み立てです。矩形翼ですからすべてが直角になることだけ気をつけます。半リブが入るのでパイナッピーより綺麗で正確に出来た気がします。
今回はテトラのヒンジとヒンジピンを使い接着はしません。落としてしまったスタントマシンはヒンジが切れたところがあり今だにどのように修理するか決めかねています。ピン止めなら外せばヒンジ交換は簡単ですからね、まだまだ落とすでしょうからこれは正解だと思います。フラップは4mmですが4mmのヒンジピンを使うと反対側に突き出ることも無くぴったりで強度も充分です。後縁材側は6mmのヒンジピンを使いました。1袋30本入りで太さは1.7mmです。
今回は20クラスなので電化製品を何にするか色々な方に聞いてみました。Uコン用ではキャッスルのESCがUコンモードが有りガバナーとプロペラストップがあるので絶対だとのことでTALON35(コードを短くしてコネクターをつけて25.3g)を選びました。モーターは国内で買えるものを探しまくりデュアルスカイECO2216C 1250KV(バックマウント、ペラアダプター込みで80g)にしました。右側のものです、左側はパイナッピーに使っているものです。バッテリーはロビンの3S2200mA(169g)を使います。

1800mAより2200mAのほうがパワーが上がるだろうとは思いますがどうでしょう
TALONとECOとAPC9*6E
ラジコンでフルパワー 11.51V 27.9A 332W 10770rpm バッテリーそのままで
タイマー 90%     11.44V 27.5A 315W 10710prm
TALONと今までのGT2215(すでに2回の墜落あり) バッテリは満充電にして
ラジコンでフルパワー 11.60V 19.3A 224W 9480rpm バッテリーはそのままで
タイマー 90%     11.62V 19.1A 222W 94550rpm
となりました、お高いだけに値段に見合った性能が出ました少し驚きです。9200〜9500rpmぐらいに押さえて使おうと思います。しかしタイマーで90%にしてもフルパワーと変わらないですね。GT2215は新品ならもっと回ったと思います。
電化製品で280gぐらいですがエンジンと大体同じくらいになりますね。
いきなり完成の写真になりました。胴体に主翼の穴をくりぬくのが大変でしたが現物あわせで時間をかけて一応満足な仕上がりになりました。電化製品など無し脚付きのこの状態で 352g。
メインギヤはパイナッピーと同じ形式としました。2.6mmのピアノ線ですがワイヤーベンダーに掛けるのに胴体の13mmでは曲げられず3mmベニヤ板を足した19mmで何とか曲げることが出来ました。1.6mmのベニヤの側板だけでは強度の不安もあるのでこれで良しです。
適当に筆塗りしたキャノピーがきたいないな〜。
白丸の所の穴ですが重心位置を調べるためです。真ん中が指定位置でピアノ線を差し込んで持ち上げてみると下の写真のメカ位置でぴったりでした。
ESCのスロットルケーブルが長いですがそのまま。
パイナッピーと同じ搭載方法ですがモーターは今回からタッピングビス止めとしました。キャノピーとノーズを15mmほど前に伸ばしています。それでもバッテリーは翼の上にまで掛かってしまっています。
上の写真はなんだかごてごてして見えるけどこうしてみるとすっきり見えますね。スタントマシンについで2機目のフルスクラッチのUコン機完成。バッテリー別でちょうど500gで3S2200mAが180g前後なので700gは切ります。図面での完成重量が650gなので燃料分を入れるとやや軽めに仕上がったことになります。
フラップも軽量化のために空けた穴が美しい、7gほど軽くなりました。
パイナッピーとFBテイストの2ショット。
パイナッピーはエクセルコートのためにしわしわでかわいそう。おまけに墜落で垂直尾翼が削れて変な形になっております。パイナッピーは翼端が切り落としでFBは翼端版があり少し面積が広いしフラップも翼端まであります。
載せてみると胴体後方がFBのほうが長いのが分かります。
簡単に作れるようにキット化されたパイナッピーをそのまま作ったものより手をかけて作ったFBテイストのほうが少し軽く仕上げることが出来ました。
さてその飛びはいかがでしょうか。


キャッスルクリエーションのESCは色々な設定が出来ます。
yam−jinさんのHPの電動Uコンについての中に解説してあるのを参考に設定してみました。
問題はガバナーがどれだけ仕事をしてくれのかが分かりません。
その後パワーズのタイマーの設定です。
フルパワーで27Aだったのでスロットルの感じは70%ぐらいかと思いましたがそれではほぼ変化無し。
色々試した結果50%で 11.37V 20.4A 233W 9630rpm となりました、メーカーデーターでは20Aぐらいが効率が良いようです。

11月15日 本日短めの2分20秒のフライト 4回
いよいよ初フライトです、MRJに遅れをとること数日、、、、
2200mAのバッテリーは2本しか持っていません今日の結果で予算が決まります。
タイマーの設定は ファーストステージ 2分 50% セカンドステージ 20秒 50%です。

前回パイナッピーを落としてから40日ぶりの飛行なので感覚が薄れてしまい上手く飛ばせるでしょうか。

1フライト目 ワイヤーは15.3m
雨上がりの柔らかめな地面です、パイナッピーの時はいきなりつまずいたので充分注意しました。
綺麗な離陸が出来て周回秒数を計ると、10周46.48秒とやや遅めでテンションもやや少なし。
水平飛行のみ、傾きは無い様に見える時々風が強めに吹くと小刻みに揺れるがこれは仕方ない。
バッテリー残量 70%

2フライト目 これ以降は14.5mのワイヤー
バッテリーはそのままでワイヤーを取り替えてフライト。
10周 43.63秒となり少しテンションが増えた。
1度だけ宙返りをやってみたが綺麗に回ってくれた。
バッテリー残量は 36%

3フライト目
新しいバッテリーにして 10周 42.21秒。
宙返りを何度かやってみたが抜けて水平になった時にブブブとフラッターのような音が出る?
バッテリー残量 68%

4フライト目
バッテリーはそのままで 10周 44.73秒
連続宙返りをしてみたがフラッターのような音は出ない。
久しぶりなのと落としたくないのでかなり高めの背面をするがいい感じに飛んでいる。
調子づいて横八に挑戦、正宙が終わり逆宙に入りはじめたとたんにまた音が出たので中止。
バッテリー残量 37%

初飛行は一応無事成功、壊さなければ成功だ。
たぶんフラッターだと思うが水平尾翼が怪しいので張り線をつけてみようと思う。
モーターやESCの負荷は問題ないようだ、これなら5分は充分飛ぶことが出来る。
ガバナーの働きがいまいち分からない、最後まで同一回転を保ってくれるのではないことは周回秒数で分かる。
負荷が掛かった一瞬だけ補正してくれるのだろうか。
ワイヤー長は15Mぐらいが良いかもしれない。
初飛行は出来ましたがこの機体は置いておいてパイナッピーを修理してメカを移して練習することにします。


フラッターの原因は水平尾翼のようなので思い切って作り直すことにしました。既存のものを撤去するのが一番大変な作業です。少し歪んでいますが思ったよりは上手くいきました。
4mmバルサの単板で作りました。比重が0.13のソフトバルサです、もう少し重いほうが良かったかもしれませんが最近はバルサの流通が少なく難しいです。この状態で27.8gで最初のものより4.2gの増加。
フイルムを貼って完成。最初のものより剛性感はありますがさていかがでしょう。設計者の佐藤哲司さんによればこれぐらいのサイズならそこそこ軽めのバルサでも4mm単板で問題ないそうです。フラップの穴も問題があるのか分かりませんがまずは水平尾翼だけ変更して飛ばしてみます。
で問題の重心位置はスピンナー無しで20gの重りを積んで合いました。傷ついたスピンナーはパイナッピーにつけています。新しいのを付けてあげる予定ですがスピンナーの重さは10gぐらいかな?結局ぜんっぶで15gほど重くなったことになります。
今回一番の変更はM田さんから譲って頂いたFMAタイマーをつけたことです。これはGセンサーの無い古いタイプですがパワーズのタイマーよりはパワーの設定などの使い勝手は勝っているように思います。パイナッピーと飛ばし比べてみるのが楽しみです。
飛ばす前に一応の目安で色々計測しました
パワー:44% 11.11V 16.8A 187W 9090prm
パワー:47% 10.9V 21.6A 235W 9510rpm  これぐらいで飛ばしてみます。
2016年3月6日

水平尾翼を単板にして飛ばしてみるとかなり改善されましたがまだ時々軽いフラーッターの音が出ることがあります。重心位置に近いフラップは重めのバルサを使っていたので単板にしてもフイルム張りの状態で 23.9g→24.5gとほんのわずかの増量で済みました。
最終的にこのようになりました。苦労して軽く作ったのに何の役にも立たなかった、ただUコンでのノウハウは学べましたが。バラスト14g込みバッテリーなしで524gとなりました。パイナッピーは535gですからFBテイストのほうが軽いですね。
まだ数フライトしかしていませんが今のところフラッターは起きていません、しかしもう少し飛ばしてみないと安心はできません。
このままでは少し味気ないので文字入れなどでドレスアップしましょうか。