FMA 2017年 グラチャン 3月12日 KMC セミスケール機 2種の競技


木村模型の15クラスセミスケール機による第2種曲技の大会です。
私も参加したくて飛燕を作って調整してきましたがいまいち思うように飛ばせません、いろいろとアドバイスももらえたらと考えて参加しました。
詳しくは飛燕のページを見てください、
現状ではピチングが出る、宙返りが大きくなりすぎるなどが問題です。

朝の9時前ころからメンバーが集まり始めます。
ずらりと並んだ今日の参加機です。
I田さんのスピットファイヤーですがこの機体が一番実機らしいと私は思います。
こちらはメッサーシュミットで今日は3機います。
十字マークは同じですがそれぞれ個性的なカラーリングで上手く仕上げてあります。
私には詳しくわかりませんがエンジンはすべて違っているようです、果たしてその飛びはどうなんでしょう???
私の飛燕ですがこうして並べてみると、なんだか不細工に感じられます。
こちらも同じ飛燕ですが、製作者はフェザントで有名なY崎さんだとか。色は違いますが見た目が良いのはスピンナーを付けてノーズを延長しているので滑らかに見えるためのようです。脚は主翼取り付けになっているのでさらに見栄えが良いです。
以前はKMCで零戦のプロフィールがあったらしいです。
こちらはシャークマウスを付けたグラマンです。久しぶりに飛ばすのでエンジン調整にてこずっていました。
こちらはカーチスでKMCの15スケールでは唯一のエンジン倒立だそうです。それをレーサー仕様に仕上げてあるのがにくいですがさらにかなり改造してあるようです。
自分の飛燕がふらふら飛ぶのはリンケージの問題ではないかと思い皆さんの機体のリンケージ部分を良く見てみました。これはベルクランクからフラップへのつなぎがボールリンクです。
これはベルクランク部分がボールリンクです。
これはすべてがKMCのパーツを使っているようです。フラップホーンの留めはホイルストッパーを使っています。
これも同じ様な作りですが、ベルクランクからフラップまでのロッドが真っ直ぐで調整無しで決めているのがすごいです。
へたにフラップが無いほうが作っても飛ばしても簡単だと言っておられました。
競技会終了後に出てきましたかっこ良い機体ですが名前はわかりません。ノーズ部分とテール部分の造形が斬新です。45クラスの機体ですが楕円翼なので作るのが大変だったそうです。
こちらはD級マスターだそうですがキャノピーから後ろが違うようです。


競技会は10名の参加だったと思います、機体の全てが写ってません。
日ごろあまり飛ばさない機体なので皆さんエンジン調整や燃料の量で完飛できなかったりタイムオーバーになったりで点数が伸びなかった人もあったようです。
さらに定点着陸のボーナスがありで順位は予想ができませんでしたが
私は1フライト目に定点着陸のボーナス点50とハンディのおかげで今回3位になれました。

そして今日一番の目的の飛行が安定しないことの原因がわかりました
図面では重心位置がスパーの前になっていたのでそこに合わせていましたが
KMCのスケール機はスパーと前縁の中間ぐらいが良いとのことでした。
私としては図面通りに作ったので重心のことはまったく考えませんでした
てっきりほかの自分の製作や調整が悪いものだと思っていました。
重心が後ろ過ぎたので舵が敏感過ぎただけでした、次回は良い飛びをお見せしますよ。