O STUNT MACHINE 15〜20 の製作 2013/4/7
オオカミが2度目の墜落で壊れたので修理はしないで同時に買っておいたスタントマシーンを作ることにしました。
木村模型製のスタントマシーン、お値段は4,000円。ラジコンのキットからすると安いですが材料もかなり少ないです。 | |
設計者の原さんのサインが入った設計図です、彼は現在ラジコンショップのパワーズの社長さんです。 | |
材料はこれだけですが他に必要なものは接着剤とフイルム。塗装するなら塗料がいります。 | |
小物パーツも必要なものは揃っています。 | |
右がこのキットに付属のもので左がオオカミに付いていたもので容量は倍ぐらい違いそうです。 目が回るの心配なので小さいほうを使おうと思います。 |
|
メインの胴体部材にエンジンマウントを兼ねた左右の補強材を接着します。後部の補強材も接着しますがこれは尾翼の取り付け台と主翼の間の長さにします(後で詳しく説明します) | |
さらに横方向からビスで補強するようになっています。ビスの頭が埋まるように座堀してあります。 | |
エンジンはOS15LAですが幅が大きくサイドスラストがつかないので補強材を少し削りました。主翼の位置に合わせてメインギヤ取り付けのビス位置を決めてエンジン取り付けの穴と共に開けておきます。 | |
尾そりのサイズに合わせて取り付けの穴をあけます。 | |
主翼の製作です、図面と少し大きさが違うので後縁材の切り欠きに合わせてスパーと前縁材にリブ位置を書きます。 | |
後縁材に12mmのアングルを敷いて仮組みします。それぞれの直角を確認しながら低粘度の瞬間を流して固定していきます。 | |
翼端材はバルサとベニヤのものが1枚ずつ入っていました、指定がないので右翼にベニヤのもを使うことにします。翼端製形材は図面より位置をだし大体の大きさにきったもの接着します。その後リブと翼端が滑らかにつながるようにサンディングして仕上げます。フラップ材を図面の長さで切り後縁材外側に接着します。 | |
左翼端のリブにヒートン台をエポキシ接着剤で付けます。 | |
右の翼端にはバランスウエートを20gビス止めします。 | |
フラップはペーパーヒンジを使いました。後縁材は3mm厚さのヒノキ材なので溝を切るのが大変です。私はリューターにマルノコ歯をつけてあけましたがセンターに綺麗には空けられませんでした。後縁材をバルサで作り直すのもありかもしれません。 | |
主翼を補強材を使って繋ごうと思いましたがふとひらめいて胴体を含めて仮組してみました。ごらんのように少し隙間が出来ました、たぶん胴体部材が広いものに変わったのだと思います。主翼スパーなどを補強材で繋ぐというイメージはやめて胴体に接着するという感じで組み立てました。前縁材は下側を2mmほど削らないと胴体に差し込めません、これは慎重に現物あわせで削っていきます。 | |
裏面はこんな感じです胴体とリブも瞬間を流して接着しておきます。補強材自体は胴体の幅と同じになっています、これも一応接着しておきます。 | |
ベルクランク台をエポキシで接着します。ふと白丸のところが気になりました。 | |
フラップのコの字金具が入りません。胴逮捕教材を2mm切り取って収まりました。 | |
プランクは下面側はW1〜W2までの指定になっていますが胴体部分もプランクしました。 | |
フラップ材にコの字金具の入る溝を掘ります。3mmの材料に2mmの溝を掘るのは大変です。カッターで両サイドの切り目をいれ彫刻等ややすりで削りますが、コの字金具自体の先端で擦るようにするのが結構上手くいきました。 | |
胴体部分は塗装することにしましたがその前に各部分をサンディングします。角になるところはすべて少し丸く削っておきました。ガンで吹き付けましたが胴体部材は塗料の乗りが悪いです。下地処理を何もしないのがいけないのかもしれませんがたぶん脂分が多い材料なのでしょう。特に木口はほとんど色がつきません。 | |
垂れるほど塗って何とか色が付いてきました。 | |
今回は舵角が小さくなるようにリンケージをしました。 | |
このロッドは長めに作っておいて曲げて調整します。この状態ではロッドがフラップに当たってエレベーターは大きな舵角が取れませんが水平飛行の練習には問題ないでしょう。 | |
エレベーターはアジャスターを使えるようにロッドにハンダ付けです。 | |
エンジンを載せタンクは結束バンドで留めてあります。 | |
やっと完成です。スピンナーと垂直尾翼の黄色がアクセントです。 | |
今回は長い間飛んで欲しいものです。 640gにて仕上がりましたが標準重量は650gとなっています。 |