O 藤田RC式舵角ゲージの製作
皆さんは仕上がった機体のセッティングはどのようにされているでしょうか
特にエルロンやエレベーターなどで片方づつにサーボをつけた場合舵角ゲージがあると便利です
藤田RC式かなりいい加減な作り方でもきっちり測れるゲージの作り方を紹介します
用意するもの 分度器:大きいほど測りやすいが幅12cmぐらいが良い 角材2本:長さ10cmぐらいで一つは厚さ5mm以上(ビスを打てる厚さがあればよい) 2mmビス、ワッシャ、ナット2個 針になるもの:FRPやプラ板などで薄いものが加工しやすい 他に輪ゴム |
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角材はヒノキ棒が良いでしょう。1.8〜2mmの穴を開けます | |
分度器の中心に1.8〜2mmの穴を開けます これは正確であること |
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針になるもの、私はFRPの切れ端を使いました。2*20cmあれば十分です。3分の1のあたりに2mmの穴を開けます。この時点では御覧のような型にはまだ加工しないで下さい。 | |
組み立てです。 ビスにワッシャを入れてヒノキ棒を通し分度器を通してビスでしめます。分度器が手で動くぐらいの堅さで。 針を通してビスで締めますがこれは軽く動くように。 0と180度のラインに沿って目盛りが見えやすいように針を切り欠きます。向きはどちらでもかまいません。こんな形になりましたがお好みでどうぞ 片方はそのまま伸ばしておいて重りの役目をします そしてもう一本の棒材を輪ゴムで束ねます、私は滑り止めにゴム板を張りました。 輪ゴムを使うことでいろんな形の翼に対応できます。 |
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これはRCホビーで購入したものですがそれぞれが平板なら便利です | |
主翼などの場合中心線を出して使えばいいのでしょうか?不便です | |
藤田RC式舵角ゲージの場合、動翼の厚さ分のものを片方に挟んで取り付けます。そして分度器を回して0度に合わせます。 | |
UPはこんな感じ | |
そのままDOUNもいけます。 大事なことは0度を決めた時のままゲージが舵面からずれなければ良いのです。 ニュートラルの時に0度に合わせればそれが基準になるので舵面が水平である必要はありません。 |
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エルロンでも問題なく使えます | |
動翼がテーパー状の場合は御覧のようにして挟みます。 ニュートラルを0度に合わせて。 |
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藤田RC式舵角ゲージの特徴
かなり大雑把な作りでもニュートラルを0度にあわせる事で正確に測ることが出来ます。
ゴム止めであるためにほとんどの機体での使用が可能です。
手持ちの材料で出来ますので是非チャレンジしてください