普通の飛行機の型をしていませんが 立派によく飛びます

  1  円盤型機

15mm厚の発泡スチロールを900mmの円形に切ってメカを載せフイルムを張ったものです。エンジンはOS FS-26でややパワー不足です。メインギヤーを付けたのでタッチアンドゴーなども出来ます。
重心位置は直径の23%、着陸は大変簡単でへりのオートローテイションのような事も出来ます。



  2 アンパンマン

1992年に作ったアンパンマンの1号機です。重心を合わせるためにエンジンがタケコプターのようになっています。自衛隊の航空祭でデモフライトをしたときのものです。 フライイン笠岡に参加した時のもので、左端の橙色のものは広島の人の作品でブタに包丁が刺さったような飛行機です。
これは2号機で飛行性能の向上を目指しました。10cm厚の発泡スチロールを翼型に切ってメカ類は前方に積んで長いロッドでリンケージしています。YS91エンジンに換えて大変飛ばしやすくなりました。 メカ積みの様子です。手投げですが、パワフルなので簡単です。着陸は胴体着陸ですが、この手の無尾翼機は失速をしにくいので思いのほか簡単に降ろせます。



 3 だんご3兄弟

一時はやっただんご3兄弟です.直径600mmの発泡スチロールをホームセンターで売っているアルミパイプで串刺しにしました。横安定はいまいちですが10クラスの機体よりはましです。 3枚とも翼型をしています、知り合いのNCカッターで切ってもらいました、もちろんパイプの入る穴も開けえてもらいましたがいい精度です。
長男です、エンジンはYS53 全長 1,500mmで1,860gです。 初飛行は緊張しましたがこれも思いのほか良くて考えたラインを飛行させることが出来ます。1999年のフライイン笠岡に参加しましたが他にも2機だんご3兄弟がいたのは笑ってしまいました。電波実験社から発売のビデオに少しだけ出ています。



 4 ドラえもんのエアロサーファ

ドラえもんのサーフボードは発泡スチロールです、翼型にして性能向上につとめています。ドラえもん自身も翼型をしています。 スチロールに見える茶色い線は補強材の2*10mm檜棒です。ドラえもんの身長は85センチで体重は290g、ボードは幅90センチ長さ168センチ、全体の重さは3,6kg、エンジンはYS91で今回は引き込み脚を装備しました。
飛行性能は文句無く良く飛びます。大きな物が乗っていても宙返りもロールも出来ます、大空でサーフィンをしている様に飛ばすといいですね。 2000年のフライイン笠岡に出場した時です。今までで一番受けましたがハンノ・プレトナにはかないません。ギャラリーから歓声が出るのは、落ちた時か、スーパーテクを見た時か、とんでもないもが飛んだときです.
ボード側の取り付け部分です。1mmのステンレスワイヤーを使っています。スチロールをくりぬき10mm*100mmの丸棒を埋めこみみそれに2mmアルミ板をビス止めです。 ドラエモン側の取り付けです。ヒノキの補強材のある所にビスを貫通させて2mm厚のアルミ板を止めています。取り外しが出来る様にメタルのアジャスターチップを取り付けています、飛行中に外れたことはまだありません。
空を飛ぶものは翼に見なされる物の面積の25%ぐらいの所に重心がくれば一応飛行できると思います。後は設計の良さと指ですがスポーツマンクラスの私でも飛ばせるのですから見た目よりは遥かに飛ばしやすいです。
ドラエモンとボードの取り付けです。4*80*210の合板をボードに取り付け1mmのL型アングルを使いビス止めです。この取り付けは最後にして重心位置が合うところに取り付けます。



私がラジコンを始めたころスゴイ人がいました.その人は釣竿のケースに翼をつけて飛ばしたり、15*80-900のバルサ板に翼をつけたもので(今でこそファンフライとして認められていますが)曲技大会に出て、拍手を貰ったのはデモフライトをした N氏と自分だけだと自慢していました。そのお方に言わせれば 飛行機と言うものは翼面積とパワーが有って重心位置があっていればそこそこ飛ぶもんだ と。


Oラジコンスーパーマン この写真は大牟田ラジコンさんに頂きました。

2002夏のF4Cラジコンスケール世界選手権(カナダ)に参加された猿渡さん撮影。
競技の合間のアトラクションに於いて飛行したそうです。
団体優勝のスイスチームとのガッツポーズ、大きさが分かります。
飛んでる姿はこんな感じか?
マントが翼型をしていてこれぐらいの面積で揚力が稼げるのか。
マント(主翼)はボルトオンの様だ、スーパーマンは発泡スチロールに塗装みたいです。世界には変わった奴もいるもんだと思わずにいられない。私も負けずに何か作りたい。