○ハンドランチグライダーの自作です
先日のフライトショーで福岡のTさんからハンドランチの胴体を仕入れましたのでそれを使って自作することにしました。
用意する物 胴体 発泡スチロールの主翼コア テール用カーボンパイプ コントロール用カーボンロッド プランク用1mmバルサ 尾翼,前縁用3mmバルサ かんざし用2mmベニヤ |
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福岡のTさんが製作した物で、16.8g | |
プランクバルサはクラフトるーむで買った物で、1*200*900が 4枚要ります。比重0.10g/cm3で非常に良い物です 2枚重ねてテープで止めて開いてから最大厚の所をカーボンキュアシートで補強します |
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翼型はMH−32でプランク分の厚さほど引いて切り出してあります | |
接着材は3Mスプレーノリです。 今回は前縁を基準にしました。位置合わせのために3本ほど基準線を引いています。かんざしの溝をカッターで切り取っておきます,それを挟む様に10mm幅キュアシートでスパー代わりにプランク材に瞬間で貼り付けてからスプレーノリを吹いて素早くこの様にして、バッテリーを乗せて重しにします。 |
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今回の搭載メカです。 GWSのサーボが2個、GWSの受信器、4.8V50mAのニッカドバッテリー 全部で35g 今やハンドランチのスタンダードセットですね。 |
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今回はVテールにしてみました、大きさは適当で手持ちの機体を参考にしました。3mmぐらいの(インチサイズ)やや固めのバルサですがもう少し肉抜きをしても良かったと思います。ミラクルフィルムを張り 尾翼完成重量 13g。リンケージは0.6mmピアノ線、600mmで少したらなっかたので、0.9mmピアノ線をハンダづけしています。 | |
テールパイプとフィンガーホールはマイクロバルーンと瞬間でつけています。テールパイプにリンケージの振れ止めを先に付けたためアンテナ線が通せなくなり胴体下から出す羽目になりました。 | |
主翼の上半角はそれぞれ6度づつにしましたが少し少なかったかな、中央の白いものはメス型をスライスして胴体となじむ様に両面テープで止めたものです。 | |
平面形はこんな感じです。後縁が直線ですが、今回スチロールが溶けてうまくプランクが出来ず翼弦は本来のものより10mm短く、翼端の平面形もテーパー比がきつくなってしまいました。性能の方はどうなるのでしょう? | |
メカ積みはこんな感じです。リンケージは0.6mmピアノ線とテトラのアジャストストッパーSSを使いました。一番右にバッテリーチェッカーが見えます。 | |
メカをめいっぱい前に積んでもかなり後ろ重なので、バルサを主翼がずれない様にかましてゴム止めにしています。 | |
やっと完成です、大型ガソリン機に比べたらすごく簡単に出来ます。全備重量 168gに成りました、主翼はクラフトルームの特性フィルムを使ったのですがミラクルフィルにすればもう少し軽くなったでしょう。 どんな飛びになるか楽しみです。 |
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オリジナル翼です。前方にバルサの詰め物をしています、ゴム掛けは後ろ側を使います。 | |
こちらはクラフトるーむのHLG−EVOの翼です。かなり翼弦が違いますね、前側のゴム掛けを使いますがバルサの詰め物は無くて胴体の中が見えています。これで両方とも重心位置は合っています、この翼形はS4083ではないかと思います。 | |
フライトインプレッション:私はグライダー(ハンドランチも)まだ初心者です。周りにベテランもいませんので上手な調整の仕方もわかりませんがそんな私なりの意見です。オリジナル翼では後縁側に一円玉を2枚差し込んで浮きがかなり良くなりました、取りつけ角でずいぶん違うのを体感しました。オリジナル翼のMH32はうわさどうり侵入性はすごく良いですが普通にハンドランチとして楽しむには、浮きの良いクラフトるーむの翼の方が良いでしょう。上半角が足りないかと思いましたがどちらも同じぐらいの舵の利きでしたので問題なしです。胴体に関してはとびにはあまり関係が無い様に感じました。また違った翼を作って性能の向上を目指したいと思います。 |