EXTREME FLIGHT 70'' EXTRA 300 EXP ARF (エクストリームフライト70インチエクストラ)の製作 2013/12

6月にプライマス90を落としていまい修理も考えたが8年も飛ばしたので新しい機体にすることにした。
メカ一式はOHして利用することにして機体選びをした。
ハンガー9のファンタナに決めてRCデポに電話すると入荷がいつになるか分からないとの事で評判のいいエクストリームフライト製のエンジンに合わせて70インチサイズに決定。
70インチの機体は私の周りにいないが他のサイズは何機も飛んでいるので性能は確かだ。

ARFで良く出来ているので細かい製作の手順は抜きで機体の覗いて見たい部分を紹介します。趣味の体重測定もしました。

箱を開けるとRCデポで機体を点検した確認書がはいっていました。主翼は携帯用のバックに入った状態で梱包されていました、カーボンのかんざしのポケットも有りよくできています。その他のパーツも上手い具合に梱包されているのには感心します。
右翼 340g 左翼 336g カーボンかんざし 72g 
シンプルなカラーリングです、かっこよくするにはステッカーチューンですかね。サーボの穴やホーンのスリットもあけてあります。
胴体にはキャノピーカバーが着いています。夏の日差しの強い味方です。
胴体部分 835g ハッチ部分 190g
キャノピー部分は橙色のところもエンビ製で一体物です。見事に肉抜きされています、嵌め合いもがたなく接着剤もよく着いているようです。
胴体の下の縦通材はカーボンパイプで後方の上部は発泡材です。最近はこのての工法が多いですね。
エンジン取り付け版にはサイドスラストが付いていますダウンスラストは?それに合わせたエンジンのオフセット位置のマークもあり便利です。コーナーの補強もいい感じです。カウル取り付けネジ部分はカウルの絞り具合に合わせてサンディングしてあるのは親切ですね。
エレベーターも主翼と同じカラーリングです。ヒンジは仮に入れてありますが製作ではヒンジの接着とホーンの接着がおもな作業です。ヒンジの穴は自分でやってもこんなものかと思うぐらいにいい位置にあり修正はしませんでした。
水平尾翼右 84g 左 76g かんざし 11g
ラダー(55g)とサイドフォースジェネレーターとクリア板(一式59g)。クリヤ板はエルロンと擦れるのを防ぐために間にかませるものです。サイドフォースジェネレーターはまだ経験がないのでどのぐらい違いが有るのか飛ばすのが楽しみです。
カーボン脚など。カウスもあります、黒いものはゴムパイプでカウスの胴体と触れる部分に半割りにして接着して擦れ防止に役立てます。
これら全部で 186g
テールギヤもかなり厚めのカーボンです。説明書では分解して芋ねじにすべてねじロックを塗るように書いてあります。
全部で16g
エクストラの特徴の開口部ですね、綺麗に塗装がしてあります。
116g
小物パーツはしっかりしたものが入っています。
全部で142g
ボールジョイントを付けたエレベーターロッドは3mmねじでしたのでタップを立ててからねじ込みました。エルロン用の短いロッドは3mmのナットが入らなかったのインチサイズでしょうか?ペンチでくわえてジョイントを押し込み片方は何とか入りましたが反対側がどうしても入りませんいい加減に切れかけたときひらめきました”ターンバックルで逆ねじだ”逆に回すと入りまして一件落着です。エクストリームの機体を作った仲間に話すと笑われましたが同じ思いをしたようです。
ハッチ部分ですがフレームはかなり細めで私好みです、視界良好。
水平尾翼はビスによる取り付けです。エレベーターサーボは胴体後部の取り付けです。
ホーンの穴は短いほうがヒンジラインに来るので短いほうを使います。接着剤がよく効くように大きな穴があけてあります。
エルロンにホーンを接着しているところですが、前縁部にアングルを置いて位置を揃えホーンの穴にピアノ線を通して前から上から見て左右の位置をそろえます。
エンジンはサイトーの125a(マフラー込み715g)、サイトーのマウント(154g) ペラはAPC16*6(92g) マトリクスのスピンナー(92g)このあたりが重たいな〜〜〜。

ここまでで 3572gになりました、後はメカとタンクぐらいで4kgぐらいでおさまるかな?サイトーのデーターでは静止水力は5.5kgになっているので本当なら結構飛ぶはずです。 
カウリングを止めるブッシュだと思いますがカウリングを挟み込むには大きな穴をあけないといけないしカウリングと胴体の間にほとんど隙間がないので考えた末半分に切りました。
カウリングには3mmの穴をあけて裏側にはコーキングを塗っておきました、こんな感じで良しとします。
このプラスチックの大き目のワッシャー何に使いましょうか、6個有るのが分からん?
エンジンは28mmのかさ上げが必要でした。丸棒を大工用具の押し切りで切ってボール盤で穴をあけましたがわざと偏芯させています。そのほうが納まりが良いからなんです。
ここから2014/3/26

穴を偏芯させてマウントに掛かる部分を多くしてあります。マニホールドはサイトーからお取り寄せの直角タイプを使うといい感じでカウリング内に収めることが出来ました。
メカですがプライマス90のもを使おうとエレベーターに9601エルロンに9206を試しに乗せて見ると既設の穴にぴったりなのでそのままリンケージ。しかしエレベーターはトルクがまったく足りなくて舵を思いっきりきって放すとニュートラルが1cm以上ずれてしまいます。仕方ないので新調することにしましたがフタバ純正は高いのでためしにハイペリオンを使って見ます。メーカーのデーターを見るとほぼ大きさが同じものがあり問題無く乗せ替えが出来ました。
2月に某飛行場にお邪魔したときにキャノピーが飛ぶところを目撃しました。この機体もノックピンひとつだけで固定されています。写真のようにキャノピー側にでっぱりがあり胴体側に穴がありはまり込んで位置決めが出来ますがこのままでは心配です。
穴を切り開いて側板に2mmと3mmのベニヤを足して5mm程かさ上げするとちょうどいい感じです。
キャノピー側は3mmベニヤの出っ張りパーツをカッターややすりを駆使して取り除き、大き目のパーツを作って取り付けます。キャノピーを胴体にセットして外側から3mmの貫通穴をあけます。強く締めなくても緩みにくいナイロンナットを使いました。
スロットルリンケージですが燃料タンクがあるためエンジンから離れた位置にロッドが出てきます。始めは自作のパーツでやって見ましたがスロットルにエンジンが気持ちよく反応しませんでした。またまたサイトーに延長アダプターを送ってもらいました。25mmと37mmですが今回は25mmで上手くいきました。

今回は小さい部品なので郵便で送料は90円で後払いの銀行振り込みか郵便振替でOKです。
出来上がりはこんな感じになります。
結局 4200gになりましたがどんな飛びをするんでしょう?


フライトインプレッション
キャノピーの取り付けは補強したし、スロットルリンケージはスムースに動くようになったし初飛行できます。
エンジンを掛けるとスローが決まりません、リンケージは問題なはずなのでスロー絞りを調整しました。
メンテに出したのでそのままいけると思っていたんですがかなり絞り込んでOKになりました。
離陸はいとも簡単に浮き上がりました。板胴のプライマスより500gほど重たいのにとびは軽く感じます。
なんといってもナイフエッジでラダーがほとんどいらないし癖も無いのには感心です。すばらしい設計だと思います、人気があるはずですね。
気になっていたパワーですがホバリング状態からなんとか上がれるぐらいです、早めのリカバリーに気をつければ十分楽しめそうです←うでさえよければね。
着陸もかなり降ろしやすい部類ではないでしょうか、風が強めだったのもあるでしょうがスピードのコントロールも簡単でした。
YS140ぐらいを積むとかっ飛んで凄いでしょうがサイトー125でも十分楽しめそうです。